【実習レポート】岩手医科大学の医学生が当法人で実習を行いました

【実習レポート】岩手医科大学の医学生が当法人で実習を行いました


~医療と介護のつながりを学ぶ1日~

2024年10月、岩手医科大学の医学生4名(清田有紗さん、佐々木あゆさん、瀧澤夕華さん、他1名)が、当法人の介護医療院および特別養護老人ホームで1日実習を行いました。
(※氏名は掲載の許可をいただいた方のみ記載しております)

午前:介護医療院での学び

午前中は介護医療院にて、医師の役割やリハビリテーションについて学びました。
医療現場とは異なる介護医療院の特徴や、日常生活の中で医療がどのように支えられているかを実際に見学。
医療と介護が連携して入所者様の生活を支える姿に、学生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。

午後:多職種連携の現場を体験

午後からは、特別養護老人ホームや地域包括支援センター、居宅介護支援事業所などを巡り、
多職種がどのように連携しながら利用者様を支えているのかを学びました。

医師・看護職・介護職・ケアマネジャーなど、異なる職種が互いに情報を共有し、
一人ひとりに最適な支援を行う現場を実際に体感。
「医療」と「介護」、それぞれの専門性が重なり合う現場を知る貴重な時間となりました。

学生の皆さんの感想

実習後のアンケートでは、次のような声をいただきました。

「医療と介護は密接な関係にあり、患者さんだけでなく、ご家族や生活環境を考慮して支援する大切さを学びました。」
「介護医療院の役割や、高齢者介護における医療と介護の連携、ノーリフティングケアなどの技術の発展を感じました。」
「大学病院では病気や治療を中心に学んでいますが、今回は高齢者の“暮らし”を支える視点を学ぶことができました。」

学生の皆さんの真剣な姿勢や前向きな感想から、福祉現場での学びが医療人としての視野を広げる大切な機会になったことが伝わってきました。

まとめ

今回の実習を通して、医療と介護が連携することで利用者様の生活を支えていることを、学生の皆さんに実際に感じていただけたと思います。
平元会では、今後も医療系学生の実習受け入れを通じて、次世代を担う人材育成と、医療・福祉の連携強化に努めてまいります。


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社会福祉法人 平元会