【開催報告】カフェdeオレンジ「寝たきりにならないための食事と栄養」(10月23日)

【開催報告】カフェdeオレンジ「寝たきりにならないための食事と栄養」(10月23日)


居宅介護支援事業所ふたばでは、10月23日にカフェdeオレンジを開催しました。
今回のテーマは、介護予防の中でも特に関心が高い
「寝たきりにならないための食事と栄養」です。

講師には、デイポピー 理学療法士の 横岡淳也先生 をお招きし、
日常生活で大切にしたい“3つのポイント”を分かりやすくお話しいただきました。

◆1. 食事と栄養 ― タンパク質 + MCTが重要

筋肉を作るタンパク質と、吸収されやすく効率的なエネルギー源となるMCT(中鎖脂肪酸)
高齢者の筋力低下やエネルギー不足を防ぐために、日々の食事で意識して取り入れたい栄養です。

  • タンパク質:筋肉の材料になり、サルコペニア予防に重要
  • MCT:エネルギーになりやすく、食が細くなる高齢者にも適している可能性

◆2. 身体活動 ― 筋トレと歩行の習慣化

筋肉は使わないと減ってしまいます。
筋力維持のために、無理のない範囲での筋トレ歩く習慣がとても有効です。

  • 筋トレ:筋肉量の維持・増加につながる
  • 歩行:ロコモ予防や転倒予防に役立つ

◆3. 医療とのつき合い方 ― 薬の量を見直す意識

薬には「効果」と「副作用」があり、高齢者は特に影響を受けやすいとされています。
多剤併用による転倒リスクや認知機能への影響も考えられるため、
医師や薬剤師と相談しながら、必要な量に調整することが大切です。

◆交流と実践の時間も楽しみました

講義のあとは、参加者全員でストレッチや意見交換を行い、
MCTオイルの話題でも盛り上がりました。
終始笑顔があふれ、楽しく学べる時間となりました。

◆次回のお知らせ

次回のカフェdeオレンジは
11月27日(木) に開催予定です。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。


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